英会話、最初の一言が出ない・・・

 

40の手習いという言葉があるが、50になる私、ボケ防止のためにも何か、習い事をしたいと、日々思っている。英会話というのは、昔からのあこがれで、特に仕事で必要もないのだが、ぺらぺら・・・と、英語が話せたら素敵だなあ、と長年思っていた。

辞書を引けば、英語の文章はなんとか、意味が取れるけれど、話すとなると・・・。最後に声に出して英語を話したのは、いつのことだったろうか。悩むことはない、高校3年の時が最後じゃないか?それ以来、漠然と、英会話、というものにあこがれつつ、馬齢を重ねて50歳だ。

流行りの言葉ではないが、今でしょ!と、自分で自分に活を入れ、まずは、ラジオを買ってきた。今更、英会話学校に行くほどの必要性も経済力(主にこちらの事情だが)もないので、まずは、王道のラジオ講座で勉強しよう、というわけだ。テキスト代も安いし、講座のレベルも本当に子供向けからある。

それに、中学校から高校まで6年間、いちおう勉強したわけだから、文法だって、ある程度はわかっている。放送の時間帯は仕事に行っているが、録音して、夜の暇な時間に聞けばよい。ラジオ講座で、独学なんて、とてもかっこいいではないか?それに、挫折しても、ラジオは他の番組を聞くのに役立つのだから、損するのはテキスト代くらいだし・・・。意気揚々と、ラジオ講座を聞き始めた、その時。

私は、気がついた。ラジオの先生のあとについて、発音するのが、恥ずかしい。狭い家の中、リビングで勉強するのはいいが、夫や子供に聞こえてしまう。いや、家族に聞かれたっていいではないか。何が恥ずかしかろう・・・そう、思うのだが、まるで、声が出なくなったかのように、何もしゃべれない。家に誰もいない時間なら、発音できるようになるのだろうか。そのためには、仕事を辞めなくてはいけない?英会話を勉強するために、仕事を辞めます、なんて、留学するわけでもないのに、言えないではないか。かくして、家族に恥ずかしい、という理由で、私の50の手習いは、頓挫している。

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